引越に関わる各種手続き

ネットを利用して引越業者を比較してみましょう

学生から社会人になって一人暮らしを始める時、人事異動に伴う転勤が決まった時、窓から見える眺めを変えて気分転換を図りたい時…、私たちは様々な局面で引越を行います。引越は新生活を始める際の第一歩であり、とても良い刺激になります。

けれども、そのためにはたくさんの手続きを経なければならず、意外と手間がかかります。しかもどれ一つおろそかにしても後でトラブルの原因になってしまうほど重要です。

引越を行う際に実施しなければならない各種手続きについて順番に見ていきましょう。

まずは、引越業者の選定手続きです。よほど荷物が少なければレンタカーを借りて自分で荷物を運ぶことも出来るでしょうが、引越業者に依頼するのが一般的です。引越業者はたくさん存在していますが、料金、仕事の早さ、アフターサービスなどはそれぞれ異なります。どの業者を選べばよいか迷った時は、インターネットの一括引越見積サイトを活用して自分に合った業者を探すと良いでしょう。

ただし、安ければ良いという安易な考えで業者を選ぶのは危険です。低レベルなスタッフが在籍している業者に依頼すると、自分の荷物をぞんざいに扱われて大切な荷物が破損してしまう恐れがあります。料金だけでなくサービス体制の口コミもチェックして総合的に引越業者を判断することが大切です。

業者が決まったら早速見積を依頼して大凡の引越料金を確認します。その際、極端に大きい家財は処分して買い替えた方が安上がりになる場合があります。

不用品があれば捨てるなりリサイクルに出すなりして少しでも荷物を減らすのが見積料金を安くするコツです。

変更手続きも忘れずに

引越の日取りや費用がはっきりしたら、次は住所変更の手続きを行わなければいけません。

役所に行って、「転出届」を提出しましょう。「国民年金」、「国民健康保険」、「運転免許証」などの住所変更も行います。

同様に、郵便局で転居手続きを行って、自分あての郵便物が旧住所に届けられないようにする必要もあります。その他、「銀行口座」や図書館・レンタルビデオの「貸出カード」、「クレジットカード」などの住所変更も行います。

新住所でも引き続き利用する「電話」、「インターネット」、「新聞などの配達サービス」、「NHK」への住所変更手続きも行います。一方、引越によって契約を終了する「電気」、「ガス」、「水道」などの光熱費関係の会社にも早めに連絡を取り、最終清算の手続きについて確認しておくことも忘れてはいけません。

また、これは必須というわけではありませんが、近所の住人の方々に引越の挨拶に行くことも大切です。引越後もどこかでお世話になることがあるかもしれないので、立つ鳥跡を濁さずの精神で気持ち良くお別れしましょう。

さて、引越当日になって全ての荷物を業者に預かってもらったら、旧住居の掃除も行いましょう。万一室内に重大な破損があった場合、敷金返却に関して管理人とトラブルになる可能性があるので、引き払う前に室内を隈なくチェックしましょう。

なお、基本的に敷金は入居者に明らかな過失がなければ全額返還されるものです。もしも敷金の返金額に納得できない場合は、弁護士を立てて協議しても構いません。

旧住所で全ての手続きを終えたら、新住所に移動します。引越業者から荷物を受け取り、室内に配置していきます。この際、万一輸送中に自分の荷物が破損していた場合は引越業者に損害賠償を請求することが出来ます。

引越作業が終わったら、新住所の近所の住人の方々に挨拶に行きましょう。小さい子供のいる家庭の場合、その旨を事前に伝えておけば騒音トラブルで揉めるリスクを避けられる効果もあります。

新住所でも住所変更手続きを行います。役所に行って、「転入届」を提出します。転出届や転入届には提出期限(14日以内)があるため、荷物の整理が片付いたら出来るだけ早めに手続きを行った方が無難です。

このように、一回引越するだけでもたくさんの手続きが必要になります。忘れっぽい方はノートにメモするなどして、一つ一つチェックしながら手続きを進めると良いでしょう。